制作事例紹介
これまでに当社で製作した製品の一部をご紹介させていただきます。
マシニングセンタ用ドリル加工用多軸ヘッド4軸(BT-30仕様)
【型式】HMF-BT30 4軸
【仕様】・P.C.D=Φ50・取付:マシニングセンタ(BT30)
・重量約2.5kg
【内容】BT30のマシニングセンタ用多軸ヘッドです。
最近は電子関係の小型部品加工が多いので、BT30番の
マシニングセンタが多くなっています。
その為、過去はBT50やBT40番の多軸ヘッドの依頼が多かった
ですが、現在はBT30番に取付られる多軸の製作や検討依頼が
殆どです。しかし御存じの通り、BT30番のマシニングセンターの
ツール長さや重量には制限があります。
一般的な制限は(注記:メーカーや機種によっては違いますが)
(外形Φ80以内・長さ(機械の端面から刃物長まで)250mm以内・重量3kg内)
です。加工内容によりますが、いかに剛性を失わずコンパクトに設計
製作するかです。マシニングにおいて多軸を利用するメリットは
製品が大量生産品の場合、同時に多数の加工が出来るところにあります。
回転数は加工内容にもよりますが、ドリル加工の場合は
3,000-4,000rpmです。
多軸が3軸の場合は回転数が4.000rpmの場合、
単軸の換算では12,000rpmに4軸では16,000rpm相当になります。
*外形はΦ80以内です。
*全長はBTシャンクも含んでドリル先端まで250以内に製作できました。